サンタクロースは赤くなくてもいい!?年末に向けて絶対使える小ネタ集!

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年末に向けて絶対使える小ネタ集!

もうい~くつね~ると~♪

なんてそろそろ聞こえてきそうな時期になってきましたね~
ということで今回は年末に向けて絶対使える小ネタ集です!
年末の雑談に使えそうな小ネタをご紹介していきますよ~

サンタクロースは実は……

サンタクロースといえばぽっちゃりした体型にふさふさな白ひげ、それになんといっても赤い服のイメージですよね?

でもこのみなさんが思うサンタクロースのイメージにもちょっとしたエピソードがあるんです。


元々サンタクロースが赤い服を着ているのはモデルとなった聖ニコラウスが儀式で赤い服を着ていたことに由来するのですが、昔は今のようにサンタクロースといえば赤い服というほどでもなく白い服や紫のサンタクロースもいたそうです。

それに痩せてるサンタクロースや白ひげの無いサンタクロースもいたりと、今のようなぽっちゃりした体型に白ひげというイメージもなかったそうなんですね。


ではいつからみなさんが思うサンタクロースのイメージが定着したのかというと、1931年にある企業が行ったクリスマスキャンペーンの影響なんです。



そのクリスマスキャンペーンをした企業というのが世界を代表する赤いで有名な企業コカ・コーラです。


コカ・コーラは1931年のクリスマスキャンペーンでぽっちゃりした体型にふさふさな白ひげ、そして赤い服を着た温和そうなサンタクロースがコーラを持っているイラストを掲載しました。

このイラストが広く浸透したため今のようなサンタクロースのイメージが定着したんですね。

なのでみなさんのイメージするサンタクロースはコカ・コーラのマスコットキャクターの1人といえるかもしれませんね(笑)

サンタクロースやなんでチキンを食べるのか?などクリスマスについてはこちら↓

大晦日ってどういう意味?

12月31日大晦日、一年を締めくくる最後の日ですね。
この日は友達や恋人と旅行に行ったりイベントでカウントダウンしたり、家族でまったり紅白を見たりと色んな過ごし方がありますが、大晦日ってどういう意味なんでしょうか?

実は大晦日の晦日は元々月の30番目の日という意味で「三十日」と書いていたそうです。
そこから転じて月の最終日を指すようになったのですが、それだと大三十日になってしまいそうですよね?

ではなぜ三十日から晦日になったかというと、それは月隠(つきごもり)が訛ったことからといわれています。
というのも旧暦では15日に満月をむかえ、月末につれ月が見えなくなってしまうんですね。そのことから月末のことを月隠と呼んでいたのですが、それが訛り晦(つごもり)となり、月の最終日を指す三十日もいつしか晦日となっていったそうです。

そして12月31日は月だけでなく1年の最終日でもあることから、晦日に大をつけて大晦日と呼ぶようになったそうですよ。

年越しそばってなんで食べるの?

これは大晦日の習慣になっている方も多いんじゃないでしょうか?ちなみに私は毎年必ず食べてます(笑)

まずこの年越しそばですが江戸時代からすでに食べられていたそうで、当時は晦日そば(みそかそば)と呼ばれていたそうです。

なんで大晦日にそばを食べるかというと、そばは細長いので長寿の縁起を担いで食べるという説や、そばは切れやすいので厄を断ち切るという意味で食べる説など色々諸説あるそうです。

他にも大晦日は忙しいということで手軽に作れて美味しいことも理由の一つのようですね。

年越しそばを食べるタイミングは大晦日であればいつでもいいらしいですが、食べている間に年を越すのは厄を断ち切れないとなって縁起が悪いようですから、ちゃんと年が明ける前に食べ終わりましょう(笑)
また食べ残しも良くないとされますので残さず食べるようにしましょうね。


ちなみに最近は年が明けてから食べる年明けうどんもありますよね?

こちらはうどん業界が年越しそばの影響で年末は不況になってしまうのと、うどんの行事が元々存在しないため、新たにうどんの行事を定着させたい思いからこの年明けうどんが考案されたようです。


最近はコンビニとかでも売っていたりもするので徐々に定着しているんじゃないでしょうか。

私も新年は初めて年明けうどんに挑戦してみる予定です(笑)

年越しそばや門松など正月についてはこちら↓

冬至にかぼちゃを食べるのはどんな意味があるの?

冬至の日に食べるものとして代表されるのがカボチャですが、カボチャを食べるのにもちゃんと理由があります。
昔から冬至の日に「ん」のつく食べ物を食べると運を呼び込めるといわれているんですが、カボチャの別名 南京(なんきん)には「ん」が2つついていることからより運を呼び込める縁起のいい食べ物として冬至の日にはカボチャが食べられるようになりました。

また、このことから冬至の七種は南瓜(なんきん)、蓮根(れんこん)、銀杏(ぎんなん)、金柑(きんかん)、人参(にんじん)、寒天(かんてん)、うんどん(うどん)とどれも「ん」が2つ入っています。

ちなみに同じような風習に土用の丑があります。
土用の丑では「う」のつくものを食べると夏バテしないといわれています。
なのでよく鰻(うなぎ)が食べられるようになったんですね。

かぼちゃやゆず湯など冬至についてはこちら↓

年末に第九を演奏するのはなぜ?

今や年末の風物詩として定着した第九の演奏

この第九の演奏は元々平和への願いを込めて、ドイツのライプツィヒで演奏されたのが始まりなんですが、日本で年末に演奏されるようになった理由は諸説あります。
今回はその中でも有力な2つの説についてご紹介します。


1つは、1943年12月学徒壮行音楽会で演奏されたのが始まりという説です。

この時、日本は第二次世界大戦の真っ只中でした。
そんな中、戦地に赴くために卒業を12月に繰り上げた学生たちの壮行会で演奏されたのが「第九」の「歓喜の歌」でした。

そして戦後、生還した学生たちが帰らぬ仲間たちへの追悼として同じ12月に演奏しました。このことが始まりとなり広まっていったという説です。

そしてもう1つの説は、貧しかったオーケストラが年末の臨時収入として「第九」を演奏したという説です。

第二次世界大戦後、オーケストラは演奏の収入も少なく楽団員は困り果てていました。

そんな背景の中、1947年12月日本交響楽団が3日連続の「第九コンサート」を行い、これが絶賛され、以後年末に「第九」を演奏するのが恒例となります。
恒例となった年末の「第九」は大人気となり年始を迎えるための安定した臨時収入となったそうです。

その後、1956年には群馬交響楽団が行った「第九」の演奏会が成功したことをきっかけに年末に行われる「第九」の演奏会は全国で急増し今に至るという説です。


こちらは今までとは全く違う方向の説でしたね(笑)

ですが「第九」がお客さんを呼べる曲目であり、その曲目の力によって当時の楽団員の切実な悩みを解決したという点において「第九」の偉大さが表れていますよね。

第九の始まりなどについてはこちら↓

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