もうすぐ4月ですね~!
4月といえば新社会人や入学などスタートの月ですが、
その前に大事なイベントがありますよね!?
そうです!4月1日「エイプリルフール」です!
1年で唯一ウソをついても怒られない日です(笑)
ということで今回はエイプリルフールについてになります!
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エイプリルフールの豆知識
エイプリルフールといえばウソをついていい日ですよね?
ですが、SNSを見ていると「ウソをついていいのは午前中だけ」とか「13年に1度ウソをついてはいけないエイプリルフールがある」だとか色々なルールや情報が飛び交っていますね。
本当のところはどうなんでしょうか?
直訳すると…
英語ではエイプリルフール(April Fools’ Day)ですが、これを日本語に直訳すると「4月馬鹿」になります。
う~ん…ウソをつくのをやめようと思うネーミングですね(笑)
ちなみに私の友人にエイプリルフールになるとウソの情報を連絡してくる「エイプリルフール男」と呼ばれている男がいるんですけど、
彼は「4月馬鹿男」と呼ばれていることに気が付いているんでしょうか……
実はエイプリルフールには長い歴史がある?
実はエイプリルフールの起源については正確にはわかっていません。
ですが有力とされている説はいくつかあります。
今回はその中の1つの説をご紹介します。
1564年当時ヨーロッパでは3月25日が新年の始まり日で、4月1日までお祝いをしていましたが、
フランス国王シャルル9世が新年始まりを1月1日とする「ルシヨンの勅令」を発令しました。
これに反発した民衆が4月1日を「嘘の新年」とし、バカ騒ぎを始めたことがエイプリルフールへと繋がったという説です。
この説はあくまで有力とされているが確証がない仮説ではありますが、
もしこの説が本当だった場合、エイプリルフールは約500年の歴史があることになるんですね。
ウソをついて楽しんでいるだけの日かと思っていたら、もしかすると人間の歴史の一コマになる由緒正しい祭りなのかもしれません。
ウソをついていいのは午前中だけ?
「ウソをついていいのは午前中だけ、午後はネタバラシの時間」
みなさんもエイプリルフールのルールとしてこれは聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
このルールは正しい、間違えているとよく議論されるんですが、みなさんはどちらか正解かわかりますか?
実はこのルール。正しくもあり間違えでもあるんです。
というのもこのルールは本来イギリスの「オークアップルデー」という記念日にちなんだルールなんですね。
なので適用されるのは「オークアップルデー」が行われるイギリスだけということになります。
ですので、イギリスでは午後にウソをついてはいけないけど、日本では午後にウソをついてもいいよ、ということですね。
もし午後にウソをついて「午後にウソをつくなんてルール違反だ」と言われたときは「ここはイギリスじゃなくて日本だよ」と言い返してあげましょう(笑)
どんなウソをついてもいいの?
これについては明確なルールはありません。
ですので、ルール上はどんなウソをついてもいいということになります。
ですが、ひどいウソや相手を傷つけるウソはその後の関係にも影響しますし、なによりせっかくのエイプリルフールというイベントが楽しくなくなってしまいますので、やはり笑えるウソや許せる範囲のウソをつくようにしましょう。
みんなでエイプリルフールを楽しむという気持ちでウソをつくようにしましょうね。
逆エイプリルフールはデマ?
みなさんはこのエイプリルフールの話を聞いたことはないでしょうか?
「13年に一度「嘘の嘘の新年」を祝うため、その年はウソをついてはいけない」
いかがでしょうか?聞いたことがある方も多いかと思いますが、
実はこの話こそ真っ赤なウソ。デマなんですね。
この話は2006年に「ウィキペディア」に掲載されたことで広まったのですが、
2021年になり、この内容を書いたと自称する男性がウソだと認めています。
初めは仲間内でのエイプリルフールのネタとして書いたそうですが、それが数多くの人々に広まってしまったそうです。
これこそが、軽い気持ちでウソをついたら相手が本当だと思ってしまって引くに引けなくなり取り返しがつかなくなる。の典型かもしれません。
みなさんはこんなことにならないように、もし相手が真に受けた時はすぐに「ウソだよウソ!今日はエイプリルフールだよ!」と言うようにしましょう(笑)
これに関しては「ウィキペディア」の「嘘の嘘の新年」のページに詳しい内容が掲載されているので、気になる方は下記リンクからどうぞ。
嘘の嘘の新年-ウィキペディア
イギリスメディアの本気すぎるエイプリルフールネタ
日本でもメディアや企業がエイプリルフールにはウソの記事やウソの商品の発表をしたりしますが、
イギリスメディアは別格です!
本気で騙しにきます(笑)
今回はそんなイギリスメディアの本気すぎるウソの一部をご紹介します。
ビッグベンがデジタルに?
ロンドンのシンボルであるビッグベンですが、1980年、2008年と2度にわたりBBCのエイプリルフールネタの標的となっています。
2度とも同じ内容のニュースだったのですが、その内容は…
「大時計をデジタル化し、不要となった時計針を希望者にプレゼントします。」
というものでした。
いや~大時計がデジタルになったら歴史や趣もあったもんじゃないですよね(笑)
しかしこのウソを信じた希望者が現れたり、海外では本当のニュースとして報道されたりと大きな反響を呼びました。
ちなみにビッグベンですが、2012年に改修費が膨大になることから中国の企業への売却を検討するという、エイプリルフールのウソのような本当のニュースが報道されたことがあったりします(笑)
スパゲティが豊作?
1951年。BBCがとんでもないエイプリルフールのウソニュースを報道しました。
それは「今年はスパゲッティがスイスで大豊作です。」というものです。
小麦粉ではなくスパゲッティが大豊作ですよ。
そんなアホな…ですよね(笑)
しかもこのニュースは映像もありまして、それは農家さんが木からぶら下げられたスパゲッティを収穫するという内容のものです(笑)
こんな荒唐無稽ですぐにバレそうなウソのニュースですが、映像の効果もあったのか、なんと信じる人が続出し、BBCにはスパゲッティの育て方を問い合わせる電話が数百件あったそうですよ!
フクロウ便が現実に?
こちらは2013年にDaily Mailが掲載したエイプリルフールのウソのニュースです。
それは「ハリーポッターのフクロウ便がもうすぐ実現します」というニュースです。
これは夢がありますよね~。私だったらすぐにフクロウを買いに行っちゃいます(笑)
残念ながらフクロウ便は実現されていませんが、USJにはフクロウ便サービスというものがあります。
実際にフクロウが届けてくれるわけではありませんが、フクロウの消印が押されていたり、フクロウ便を使った気分を味わえるので、興味を持たれた方は是非USJに行かれてみてはいかがでしょうか!
まとめ
- エイプリルフールを直訳すると「4月馬鹿」になる。
- 仮説ではあるがエイプリルフールには約500年の歴史があるかもしれない。
- 日本では1日中ウソをついていい
- どんなウソをついてもいいが笑えるウソや許せるウソをつくようにしよう
- 「嘘の嘘の新年」という逆エイプリルフールはデマ
- イギリスメディアのエイプリルフールネタは本気度が違う
色々エイプリルフールに関することに触れてきましたが、いかがだったでしょうか?
ルールなどもありましたが、なにより大切なのはこのイベントを楽しむということです。
相手のことを傷つけるウソではなく、みんなで笑えるウソをついたりして、みなさんも楽しく笑えるエイプリルフールを過ごしましょう!
…今から渾身のエイプリルフールネタを考えるのもいいですが、力を入れすぎて私の友人のように「4月馬鹿男(女)」と呼ばれないようにだけはご注意を(笑)
ではまたの機会に…
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